一般的な施術との違い 

世にある一般的な施術との違いは、”ポーテンシー(生命の潜在力)”が満ちてくること。

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ここでは、一般的な世の中にある施術との違いを説明してみます。バイオエナジェティックとは何か?(※わたしのロルフィングも「バイオエナジェティック」のアプローチで施術されています。)


カラダが秩序を取り戻す

傷や病気を治すことは医者や施術者にはできません、体の治癒はその「秩序を取り戻す状態」を得た時に、自然界のペースで起こります。「秩序を取り戻す状態」とは?

 

世にある全ての施術

世の中にある全ての施術は3つの種類に分類されます。体に変化を促す手法。

 

①直接法、②間接法、③バランス法

 

  • 直接法

世の中のほとんどの施術は①の直接法を使っています。硬いところを圧をかけたりして直接ほぐします。

 

  • 間接法

神経系のリセットをかける手法です。体の歪みを強調するように支えていると、ほぐれてきます。

 

  • バランス法

体の治癒のシステムが働き、あらゆることが体の内部で調整されます。完全なバランス点を保持して待っていると、ほぐれてきます。

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※バイオエナジェティックはこの手法ですが、とても繊細な領域で施術されます。

 

 

3つの手法の優劣

①直接法、②間接法、③バランス法、これら3つの手法には優劣はありません。どれがそのとき適正か、状況に合わせて使われます。繊細な領域にまで達すると、すべてはひと繋がりになっています。それは、美しいです。

 

 

他の施術との違い

バイオエナジェティックが他の施術と違うのは、バランス法をとても繊細に超繊細な、、微細な世界で使っているからだけではありません。体の中心には、潜在力があります。生命の力が満ちている、それは、どんなに病んでいたとしても、損なわれることなくそこにあります。それに触れ、それが現れてくるように施術するのがバイオエナジェティック。

 

 

バイオエナジェティックの施術者は、①〜③のどんな手法を用いていても、潜在力にアクセスしてそれを導き出しているのが大きな違いです。

 

 

もう一つ大きな違い

もうひとつの大きな違いは、バイオエナジェティックの施術者は人を変えようとしないこと。ポーテンシー(生命の潜在力)を引いてくる、といってもあなたの体の中に何かを入れるようなエネルギーワークとは逆方向です。すべての健全の力、我々を生かす力はあなたの中にあります。それが、さまざまな衝撃やショック、感情的なものも含めて、、過去の出来事に対処した生命の力が、我々の存在が崩壊しないように”歪み”や傷をそこに配置しました。歪みは全体を支えている。歪みは、わたしたちを支えているのです。

 

無理に歪みを外してしまうと、崩壊してしまうか異物がそこに入ってきてしまいます。外から入ってきた衝撃は、外に帰っていってもらいます。同時に内側から生命力(ポーテンシー)で満たされることによって。

 

一般的なあらゆるワークと異なるのは、バイオエナジェティックでは何かを流し込んだり外側から思うように形を変えようと意図したりは絶対にしません。生命の本質は内側の深いところに流れており、どんなに病んでいても決して損なわれることはありません。ただ、歪みや傷でそれが隠れているだけ。

 

内側から広がってくる生命の潜在力(ポーテンシー)によって、治癒が起こり、解消が起こり、不純物は外に押し流されていく。バイオエナジェティックの施術は、内側から外側へ。すでにある内側の完璧さ(健全、生命の力、我々を生かす力)によって治癒が起こることを見ています。

 

 


 

 

〜ここから先は、細かい話、、よくわからないと思いますので、読み飛ばしていただいて大丈夫です。より詳細な話です。〜

 

 


ボディワークの世界、生命の叡智の世界

3つの手法、世にあるワークは3つのいずれかに分類される。①直接法、②間接法、③バランス法。

 

バランス法から静かな領域に入っていくと。。 

 

深い睡眠、、。生命の働く領域へ。。

回復、癒し。。何かが起こっている。

 

 

癒しの起こる領域がある。

みな、、どこかで知っている。スピ系ではない、事実。みながどこかで知っている世界。実質がある。

 

よく眠ると、回復する。

なぜ?睡眠中どこに行っているのだろうか⁉️何が起こっているのだろうか?

 

 

人の体を施術するとき、おおきく3つの方法がある。物理的に、施術の方法は3つに分類される。

①直接法、②間接法、③バランス法

 

たとえば、外部からの衝撃により腕がまっすぐのびなくなってしまった、という場合を例に説明しますと、、。

 

 

①直接法

衝撃の入ってきた方向に対し、力を加えて真っ直ぐに戻す方法。圧力をかけて、など。一般的なマッサージや強圧の持続圧の筋膜リリース、一般的なロルフィングの手法もこれにあたります。

 

この手法は、「組織を変形させる」手法ですね。

 

 

②間接法

衝撃の入ってきた方向に、より曲がった腕を強調するように力を加えます。そこでしばらく待っていると、、神経系のリセットがかかって組織は緩み元に戻ります。

 

組織の変形ではなく、「神経系のリセットをかける」手法ですね。

 

 

③バランス法

さて、3つめ。バランス法です。これは、入ってきた外力に対して力を加えて直したり/強調したりするのではなく、、その組織の(ここでは腕の)抵抗がなくなる、、ノーテンションの完璧なバランス点を見つけます。ちょーど何も消えてしまう、意図も何もない、、点。そこで待っていると、、あらゆることが調整が体の内側で起こり、、腕はまっすぐに戻ります。

 

これがバランス法。

 

体の内部の調整が起こる場所、で待つ。という手法です。

 

ですので、施術者には何が起こっているのか、施術に必要な情報だけしかわからず、どんな調整が起こっているのかは神秘の世界、になります。深い睡眠状態で体が癒しを起こす、、しかし、何が起こっているのか、、無数なことが起こり人の頭の理解は到底追いつかない。そんな世界に入っていきます。

 

 

①直接法、②間接法、③バランス法、これらの3つでどんな種類の施術も行われています。これら3つの手法はオステオパシーの世界です。一般的にほとんどの施術は組織を変形させる①の直接法をもちいていますね。一般的なロルフィングも①の直接法です。この3つの手法に優劣はなく、どれを選択するのか、その時と場合によって自由に行き来することができます。

 

私の場合は、③バランス法を主に使っていますが、超繊細な感覚世界でバランスをとって施術しています。不思議な世界、、受け手の方も”不思議”という感想をよくいただきます。そう、ここでの世界では施術者は何が起こっているのか、を全て知覚することは不可能です。ただ、そのとき必要なことを必要な分だけ、施術する、、そのサインを、見つける。たとえば、ノーテンションから外れていないか、バランスを取り続けられているか、、そのときの身体感覚を超繊細に、、瞑想のように、、体の必要なこと、言い換えると、体の指示に従いながら、、その解放と癒しの道筋をたどり続けていくのです。

 

 

 

このノーテンションの何もなくなるところ、、そこを知覚している、、超繊細に。そこに触れることができたのなら、、まるで深い睡眠を経て回復するように、、体は変容していきます。誰かに何かを変えられたのではなく、あなた自身の体の叡智により、あなた自身が変容していく、自然な姿。誰にも変えられない、あなた。

 

この不思議な点の先にあるもの、それは、イメージや想像で作り出したりは決してしません。人間の意図により作り出されたものは、嘘と矛盾の世界、、どこかで何かが間違えています。何も変えない、、なにも作らない。生命の叡智に従うだけ。

 

 

その点をステイルネス(静寂)と表現するとしたら、、。そこを知覚し、そこに触れることがボディワークにはできる。スティルネス、、叡智に触れること。

 

深い眠りの癒しのように、起こることが起こります。