初めてロルフィングを知った方へ
ロルフィングってなに?初めて聞きました。という方へのご紹介ページです。
どこか遠くにいきたいな〜。。ロルフィングとは、旅のようなもの、です。
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いつも繰り返すパターン、その日常から外れて旅に出る。
知らないことに出会ったり、新しい人に会ったり、、
その旅の中でしか話さないようなことを話したり、、。
そこで経験したことが、いつのまにか自分の深層に染み渡り、、なにかを変えていく。
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ロルフィングの10回は、それなりに時間がかかります。
そして、それをはじめるのには、それなりの覚悟が要ります。
(だいたい3ヶ月くらいかかります。)
(10回合計のお金はそれなりにしますし。)
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(なぜ旅に出るのか?)
その先に、何かがあると思うから
今の環境のなかで自分の力だけでは、本質的な変化は訪れない。
旅に出るように。
はじめに基本をおさえましょう。
創始者の名前は「アイダ・ロルフ」というアメリカ人のおばちゃんです。ロルフさんが作ったからロルフィングという名前になったらしいです。
ロルフィングとは、
💖ロルフィングには、『作戦』があります。
作戦は全部で10個あります。
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その先には、完結したからこそいけるさらに深い領域があります。それがポスト10と言われるメニューで、単発、または3〜5回のシリーズでテーマに沿って柔軟に組み立てられます。
※1回ごとの詳しい作戦を簡単な絵で描いてみました。「図解!ろるふぃんぐ」ページへどうぞ。
作戦の写真をみると、、よくみると3つの仲間に別れています。
そう。ロルフィング10シリーズは大きく3つのパートに別れてるんです。
ここでは、表層の組織を解放し、外側の硬く締め付けていた外殻に柔軟性を回復させます。
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その理由は、、、外側が硬く締め付けていると、内側の組織(コア)が窮屈で広がりを持てません。呼吸や内臓、血管、脳、、みんなこの表層の組織の内側に入っています。器が小ちゃかったら中身はぎゅーっとなってしまいますよね。
そう。そのために、セッション1〜3の各作戦によって表層の組織を解放していくのです。
コアの変容、、それは、、人の奥深いところの変容です。。ときには理由のない涙が。。それはいくらかの感情を伴うこともあります。静かに涙が流れ、、落ち着いていく。。何かが変わっていくのでしょうか。
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1〜3の準備の段階により、既に表層の組織は柔軟性を取り戻し、コアが広がりを持てる条件が整っています!作戦通りですね。
あとは、コアの解放のための作戦を順次実行していくだけです。その作戦とは、、大まかにいうと、次の通り。
・セッション4〜6で、骨盤の安定化。
・セッション7で、頭が安定した土台(骨盤)の上にポンと乗る。
コアとは何か、、? 身体の奥の方にある組織のこと。深層の筋肉や、内臓、脊椎や頭蓋、脳など。
これらが安定して存在できるためには、骨格の安定、特に骨盤の安定が大前提となってきます。その前提条件を4〜6で整え、セッション7では頭を仕上げに土台の上にポンと乗せられます。
さて、ここまでで全身の「解放」が終わりました。もう十分なような気がしませんか??
いえいえ、ここからがロルフィングの本領が発揮されます。(他のボディワークや整体ではここを考えられていませんね。)
それが、『統合』のフェーズ、セッション8〜10です。
そう、10シリーズはもっと大きく2つのグループに別れていると見ることができます。
セッション1〜7で『解放』、8〜10で『統合』です。
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10シリーズはもっと大きくみると2つに分かれているんです。
セッション1〜7の『解放』のフェーズ、8〜10の『統合』のフェーズ。
『統合』とは何か?
統合とは、バラバラに解放、分離分解された状態で放置せず、全体がまとまりをもった、全身のあらゆる部分が協調してリズムを作っている。。呼吸、、。調和した状態になっていること。
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世間一般では、どちらかというと『解放』の方が注目されていますね。パッと見、楽になったように見えますし、即効性があるわかりやすさ、があるでしょう。。
(みんな飛びつきます。私もかつてそうでした。。)
しかし、それは持続しますか?身体に吸収されるでしょうか?
ロルフィングでは、解放の先に『統合』を常に見据えています。
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ロルフィングの目標は身体と『重力との調和』です。
(解放だけしてバラバラになってしまっては、いずれ崩壊するか元に戻るかしてしまいます。)
崩壊(ほうかい)はキツイですよ。
セッション8〜10では、より自然な身体の癒しの方向性を尊重したセッションになっていきます。何が起こるか、、不思議な、、神聖な回復の癒しの時を目撃することになります。。
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セッション10で調和のうちに完結します。
一人の人間、全体でひとつ。
身体の中には宝物があります。宝物を持って帰ります。
ロルフィングとは一体なんなのか?
どんなプロセスを辿り何を体験するのか。。不思議なことが起こる。。。まずは体験記をご覧いただくのが一番わかりやすいかと思います。M.T.さまの体験記が分かりやすくまとまっていますので、ここでご紹介しましょう。
M.T.さま 40歳、女性、雑誌編集者
《一部抜粋(※長文です)》私の身体はロルフィングを通じて劇的に変化した。まるで何かの呪縛から解放されていくみたいだと感じた。そして、その変化は今も続いている。
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ロルフィング体験記
■はじめに
2014年4~7月まで、ベーシック10シリーズを受けた。当初、ロルフィングに関する知識はゼロ。事前に仕入れた情報をなぞるようにセッションを受けるのはもったいない気がしたので、「せっかくゼロベースなんだから、身体でロルフィングを体験してみよう!」とだけ決め、敢えて知識は入れずにセッションに臨んだ。
ロルフィングを受ける前の自覚症状は、首と肩の慢性的な緊張と凝り、それに伴う頭痛、上の子の出産後から続いている仙骨の違和感、生理前の腰痛と頭痛、胸のつかえなど。特に、首の緊張はひどく、常にカチカチに固まっていて、押しても指が入らないほどだった。定期的なストレッチやリンパマッサージは心がけていたが、怠ると頭痛が待っているから続けているようなもので、状態が改善されることはなかった。
■全体的なこと
セッションは全体を通じて、とても心地いいものだった。いつも穏やかな空間と雰囲気を用意してくれた。子どもが2人いて仕事もしていたので、日常の騒がしくて忙しない空間から切り離され、ゆっくりと自分と向き合える時間がありがたかった。
ボディーワークは、触れてるか触れてないかわからないくらいの強さで、時折そっと触れるというスタイルだ。でも、触れられた箇所から身体の内側に向けて、何かが伝わってくる。その方向性や伝わり方はその都度異なっていて、まっすぐに身体の中心に向かって震動が伝わってくる場合もあれば、波紋が広がるようにふわーっとあたたかさが広がっていったり、水面にぽつぽつと雨が降るように、身体のあちこちで反応が感じられたり。気か何かを送っているのかと思って聞いてみたのだが、「エネルギーワークではない」とのことで、どうやら触れられた刺激に対する私の身体の反応のようなのだが、最後まで不思議でならなかった。
■身体の変化(1~3回)--気管の拡張と足裏の感覚
1回目のワークの終わり頃、突然気管の一部がポンっと小さくはじけたような気がした。セッション後に深呼吸すると、気道が広がって太くなったような感覚があった。普通に息を吸っても、空気がどばっとたくさん入ってくる感じ。おぉ、何だこれは!
2回目のセッションではワークが終わり、床に足をついて立ち上がった瞬間、足の裏に床が吸いついた。「何これ!」と思わず叫んでしまった。足の裏の感覚がものすごく繊細になっている。歩いてみると、足の裏が床に吸いつくというよりも、床が足の裏に吸いついてきてるような不思議な感触。セッション前後のあまりの変化が衝撃的だった。
3回目のセッションではそれほどの変化は感じられなかった。ただ、1~3回を通じて、足の付け根や足首などの関節や骨盤など、身体の各部分の稼働域が少しずつ広がっているような気がした。また仕事中も、「このままの姿勢で仕事を続けたら、後で首が大変だな」など、疲れる前に気づくことができるようになっていった。
■身体の変化(4~7回)--緩やかな変化の時期
セッションそのものは心地よくて快適だったが、1~2回目に感じたような急激な変化はなかった。ただ、6~7回目あたりに左右の肩甲骨の間に手を触れてもらっていた時、身体全体があたたかさで包まれるような感覚があった。「人の手ってすごいなぁ、あったかいなぁー」などと感じ、この時はただそのぬくもりに感謝したのだけど、これは9回目以降に現れる変化の前触れだった。
そのほか、関節の稼働域は以前よりももっと広くなったほか、下半身が少しずつ安定してきた。また、肩の力が少し抜けたような気がした。
■身体の変化(8~10回)--激変! そして解放
9回目のセッションの最中、肩甲骨の間に手が触れている時、涙がどーっとあふれてきた。「あれっ涙が出てる!」と思った瞬間に、感情が込み上げてきて胸が苦しくなった。人前で涙することなどなかったので正直とても動揺したのだが、「この流れを無理に止めない方がいい」という確信もあって、流れるままにまかせて落ち着くの待った。
9回目のセッション後の身体の変化は劇的だった。まず、背中の感覚が戻った。それまで、背中に感覚がないということにさえ気づいていなかったことに気がついた。そして、背中の中央、胸との間に凝り固まった塊のようなものがあるのを感じた。多分、これまで感じてきた胸のつかえはこれだったのだと思う。背中側の感覚がなかったから、胸側からしか鈍い痛みを感じられていなかった。この塊がゆっくりと溶けていった。最初は風邪のひきはじめのような悪寒、次に筋肉痛のような揉み返しのような痛み。時折、筋を違えた時のようなピキッとした痛みが走ることもあった。
背中の塊が溶けていくのと同時に、首の表面の緊張がほぐれていった。首の両サイド、リンパの辺りはいつもパンパンにはっていたところだ。そこがふかふかになった。過去20年間何をやってもダメだったのに! 首の付け根、後ろ側も驚くほど柔らかくなった。指が入るようになった!
最終セッションを受けた後も変化は続いている。背中の塊はもうほとんど感じない。首の側面奥の大きな筋肉と、肩上部の筋肉は、セッション9の後もまだ固いままだったが、これが柔らかくなった! ふっかふかになってる!
仙骨と骨盤、股関節周辺の調整はまだ続いている。ふとした時に、パキッとか、ポキッとかなるし、伸ばしたりひねったりしたい衝動が自然に出てくるので、その時はその衝動に従うようにしている。もともと右側の股関節がずれやすい悩みがあったのだが、最終セッション後に初めて左足の股関節がずれた。変化の過程の一反応だと思ってそのまま経過をみていたら、2~3日で違和感はなくなった。仙骨と骨盤、股関節周辺は今も変化の途上にあるが、前より確実に安定してきたのを感じている。
そのほかでは、生理痛が楽になった。セッションを受ける前は、頭痛、腰痛、倦怠感がきつかったのだが、今では頭痛と腰痛はほとんどなくなり、倦怠感もだいぶ緩和された。
■総括
ロルフィングとは本当に不思議なものだと思う。軽く触れるだけなのに、なぜ骨格まで調整されるような大きな変化が起きるのか、まったく理解できない。 最初に知識から入らなかったのは正解だった。セッション中はもとより、セッションを受けていない時も、何も知らないからこそ意識を身体に向けるしかなく、結果的に身体(の反応)にとても集中することができたからだ。
当初は首や肩の痛みからの解放を一番に望んでいた。でも、実際はそれ以上に大きな変化をもたらせてくれた。背中の感覚を取り戻すことで、背中のぬくもりが感じられるようになり、安心感まで得られるようになった。 私の身体はロルフィングを通じて劇的に変化した。まるで何かの呪縛から解放されていくみたいだと感じた。そして、その変化は今も続いている。
変化の機会を与えてくれた岡田さんにはとても感謝しています。セッションそのものはもちろん、日常におけるアドバイス、さまざまな現象についての解説などにもとても救われました。本当に、本当に、どうもありがとう!
ロルフィングとは、手技のことではない。
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実は、私の場合、ロルフィングの効果だけではなく、手技による効果のためにより深いレベルでの変容が起きています。その手技とは、、バイオダイナミクスによる変容です。
そこでは不思議なことが起こります。
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バイオダイナミクスとは、、わたしにとってこの世界の本質、真実への学びです。
あるとき感じたことがあります。ただ、私の思い通りにクライアントさまを変化させるのは、ツマラナイ。。予想の範囲、私のコントロール、、そんなものだけでは私には意味のないことのように思えてしまうのです。いのちってそんなもんじゃないでしょう?って思いたいんですね。
バイオダイナミクス、、私のロルフィングセッションの真実とは、、〇〇との対話です。そこは、、私たちがやってきた源のような場所。
(ヘンな話をすみません。。けど、音楽や絵や詩や、、歌や旅や楽器をやる人など、わかってくれるでしょうか。。)
※一般的な手技は、「服を脱がねばならず、痛い」ということで有名のようです。
※セッションの目的を達成するのがロルフィングです。そのための手技は、ロルファーにより全く違います。
心と体は繋がっている?
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※精神的な変化はロルフィングの目的ではありません。ただ、副次的に経験される方がいる。ということです。(精神疾患で通院されている方は、医師の許可が必要です。)
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(「体験記」ページに幾つか感想文があります。)
ロルフィングの基本、まとめ
さて、ここまででロルフィングの基本をマスターできたでしょうか?
まとめると〜、、。
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10シリーズのトンネル、、その過程で本来の自分(または誰もが共通して持っている命の力)と出会っていく。。そしてそこをくぐり抜けとき、そこには新たな地平が広がっている。
さて、ロルフィングとは何か、お分かりいただけたでしょうか?
いや、ぜんぜんわからん。ですって?
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文章で読んでもよくわからない、ということもあるかと思います。まずは実際に体験にいらしてください。 「ロルフィング体験セッション」がメニューにあります。そこでは、ロルフィングに関する質問やどんな手技で受けられるのかなど相談や体験の機会としてご活用いただくことができます。